クリップボード

クリップボードについて調べていたところ、googleのキャッシュに興味深い記述があったのでメモ。
apple's eye」というマイクロソフト内のコラムで、古い記事なので、もう存在しないようです。

文字列の一部を移動する方法も用意されていたが、これは「Thing & Place」というもので、文字列のはじめとおわり、移動先を個別に指定する必要があった。ユーザーテストの結果、多くのユーザーが複数の場所を同時に指定するという方法を受け入れられないことがわかったので、カット & ペーストという方法が編み出された。ただし、最初は選択テキストがカット操作で消えてしまうことに戸惑うユーザーが多かったので、画面の下に Wastebasket という領域が用意され、ここにカットした文字が表示されるようにしていた。この Wastebasket はやがてスクラップ、クリップボードと名前を変えていく。

このコラム全体が「ビル・アトキンソンが明かす Mac 誕生秘話」という興味深いもので何とか読めるようにならないものかと思います。