sbtとScalaEdit
最近見つけたScalaEditというエディタを、紹介します。
プロジェクト・エディタ・コンソールの3画面がひとつになっているので、
sbtを使ってファイラーやコンソール画面、エディタを行ったり来たりしている人には便利じゃないでしょうか。
またsbtとIDEを併用する人も、まずsbtのprojectを作って、sbt上で動くツール(sbt-ideaやsbt-eclipsify)でIDE用のprojectに変換する、
といった使い方をするのにいいと思います。
プロジクト画面は、
- ルートを指定してからその下のフォルダを表示する。
- コンソール画面ではsbtやscalaがルートフォルダから開く。
- ルートの履歴が出る。
とルートフォルダだけ管理するファイルブラウザといったかんじですが、
sbtの場合あとは設定ファイルをエディタでいじれれば
かえって手軽にプロジェクトを管理できる気がします。
また、helpからjavaやscalaのAPIのリンクが出てくるのもさりげないですが便利です。
ただ未熟な点も多いです。アップデートが盛んなのですぐ状況が変わると思いますが。(5/27現在vesion0.2.0)
- コンソールに直接入力はできるが削除等の編集ができないので基本的には下のテキスト欄から入力する。
(windowsだけの不具合でunix,mac等では履歴・補完も効くようです)
-ファイルのエンコードが環境依存(僕の環境(日本語windows7)ではshift jis)
- jvm上で動き25MBもあるので手軽なエディタとは言いがたい。
- テンプレート機能がない(todoにあるのですぐにつくと思います)
不満な点も書きましたが、結構使えるいいエディタだと思うんですがどうでしょうか?
ScalaEditのホームページとgithubをはっておきます。
http://code.google.com/p/scala-edit/
https://github.com/kjellwinblad/ScalaEdit
エンコードに関してはUTF-8に決め打ちで入出力するフォークを作ってみました。
https://github.com/mnru/ScalaEdit
(現バージョン0.2.3ではデフォルトでUTF-8で読み書きするようになっています 6/2)